【高配当、利回り6%】インフラファンドの紹介【太陽光発電】
配当6%、不景気にも強い夢のような金融商品、
インフラファンドについて紹介します。
※実際に投資をする際は、自己責任・自己判断でお願いします。
記事の内容
・インフラファンドとは?
・インフラファンドの利回り
・インフラファンドの買い方
・投資する場合の注意点
まだあまり知られていないインフラファンドについて紹介していきます。
インフラファンドとは?
インフラファンドというのは、発電所や空港、公共施設などのインフラに投資して、
その賃料収入を配当するファンドのことです。
不動産に投資して配当を出すリートと似たような仕組みになっていて、
利益の大部分を配当することで法人税が免除されるため、
高い配当を実現できます。
また、景気の影響を非常に受けづらいため、非常に安定しています。
日本では2016年から東証に上場されています。
現在上場されているインフラファンドは全部で7銘柄あり、
それらは全て太陽光発電による売電収入から主な利益になっています。
インフラファンドの利回り
インフラファンド7銘柄の利回りは以下のようになっています。
おおむね6%程度の利回りになっています。
【9282】いちごグリーンインフラ投資法人 6.08%
【9283】日本再生可能エネルギーインフラ投資法人 5.92%
【9284】カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人 5.46%
【9285】東京インフラ・エネルギー投資法人 6.53%
【9287】ジャパン・インフラファンド投資法人 6.27%
インフラファンドの買い方
インフラファンドは東証に上場されているので、
非常に簡単に買う事ができます。
買い方① 個別銘柄の購入
証券コード9281~9287がインフラファンドです。
証券コードを直接入力するのが確実です。
SBI証券は以下のリンク先に特集ページがありますが、
2020年7月の記事なので、もうすぐ埋もれてしまうでしょう。
インフラファンド特集ページ|SBI証券 (sbisec.co.jp)
買い方② 投資信託
ESG投資への注目から、2020年4月に
東証インフラファンド指数が作られました。
カレラインフラ・ファンド 安藤証券 (ando-sec.co.jp)
現在はこの1銘柄だけですが、
投資する場合の注意点
インフラファンドに投資する場合の注意点は2つです。
・電力の固定価格買い取り制度に依存している
・ファンドの値動きが激しい
固定価格買い取り制度
現在、再生可能エネルギー(太陽光、風力、水力など)によって
発電された電力は固定価格で買い取られる制度があります。
インフラファンドはこの制度を利用して1kWhあたり30~40円で
電力を販売しています。
しかし、電力の卸売り価格はなんと10円以下ぐらい!
つまり、この制度が終わると採算が取れなくなってしまいます。
制度の終了は早いもので2033年頃になりますが、
それを見据えたファンドの利回りや価格の下落が予想されますので、
投資期間は長くて10年ぐらいと考えたほうがいいと思います。
ファンドの値動き
インフラファンドの投資主は個人が大半を占めています。
このため、景気影響はありませんが値動きはあまり安定していません。
特に決算の前後は注意が必要です。
【9282】いちごグリーンインフラ投資法人のチャートをお見せしますが、
決算の直後に暴落しています。
(SBI証券より引用)
このように配当目当ての売買があるため、
購入する場合は決算直前は避けた方が無難です。
まとめ
今回は利回りの高いインフラファンドを紹介しました。
記事のポイントは以下の通りです。
・インフラファンドは太陽光発電に投資する仕組み
・利回りは6%程度
・東証に上場されているため簡単に購入可能(銘柄コード9281~9287)
・投資する場合は電力の固定価格買い取り制度と価格の乱高下に注意
以上になります。