【IPO 4/12】サークレイス【DX, クラウド】
クラウドサービス導入支援のサークレイスが新規株式公開(IPO)されますので、
企業の概要について紹介したいと思います。
※実際に投資をする際は、自己責任・自己判断でお願いします。
株式の情報
今回の公募株式数は75万株で価格設定は720円です。
調達金額は5.4億円、主幹事は大和証券となっています。
同社は2012年にパソナグループとテキーラ社の合弁で設立された会社で、
「セールスフォース」の導入支援が主力の事業となっています。
同社の売上は国内のみとなっています。
サークレイスの事業概要
サークレイスの売上高の約6割はセールスフォースを中心としたコンサルティングと
システム開発を行うコンサルティング事業、3割はクラウド製品の
導入・運用・保守・定着化を支援するカスタマーサクセス事業、
残りは教育や他の製品となっています。
事業の多くを占めるコンサルティング事業の顧客の75%は
年商1000億円以上の大企業となっており、安定的な売上が期待されます。
サークレイスの競合
直接的な競合他社としては、【3915】テラスカイなどのセールスフォースを扱う
システム開発会社が挙げられます。また、外資コンサルティング企業のIBM、
ITサービス全般を扱う大企業とも競合になると考えられるでしょう。
直近の決算
2021年の売上高は16.5億円、純利益は8800万円、
EBITDA(営業利益+減価償却)は2200万円の損失でした。
以上となります。